小室さんのやったことって、焼き畑農業みたいなものだったんだと思う。

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51372420.html

リスナーという土壌にアーティストの才能が落ちると、良い曲という木が生えてくる。それが集まって、文化=森を作る。
木から落ちた葉っぱは土壌を豊かにし、そこからまた木が生える。森はどんどん豊かになっていく。
そこに小室さんは火をつけた。ベースラインやコード進行の使いまわし。焼き畑農業。焼き畑は、短期的には土地の収益を上げるんだけど、やがて土地は痩せる。痩せた土地には貧相な草しか生えない。

小室さんは自身の流れを継ぐものとして宇多田をあげてるが、違うだろう。宇多田は少なくとも新しい音にチャレンジしてる。ぼくはくまはむしろその挑戦の一つと見るべきだ。
むしろ、greeeeeeenやらaquatimesやら湘南の風といったアーティストこそが、小室哲哉の申し子といえる。ミスチルだって、戦闘的だったのはシフクノオトまでだ。それ以降はコバタケのオーバープロデュースの奴隷と化してる。

小遣い稼ぎとはいえ、今さら何いってんだか。